2017年9月30日に、ビジップのドローンイベントの中でも大人気企画、「ドローンを使ったプログラミング講座」を福岡で開催しました。今回は、株式会社skyerさんと共同開催。
(九州ドローン推進協会さん、NPO法人学生ネットワークWANさん協力)
今まで佐賀・大分・鹿児島で同様のイベントを開催してきましたが、福岡では初です。
プログラミングでドローンを動かし、チーム対抗のドローンタイムアタックレースができるというのが、本イベント最大の目玉になっています。障害物をかいくぐり、最短でゴールにたどりつくのは一体どのチームになるのか!?そもそもちゃんとゴールできるのか!?(笑)
当日は午前と午後の2部構成で、午前の部は株式会社ヌーラボさんのスペースをお借りし、午後の部は福岡市立中央市民センターで開催しました。本レポートでは、大盛況で幕を閉じたイベントの様子をお伝えします。
目次
・そもそもドローンってなに?? どんなことで使われてるの??
・ドローンを自由自在に操作せよ!!ドローンでお菓子釣りゲーム
・最速は誰だ!!チーム対抗ドローンタイムアタックレース!!
そもそもドローンってなに?? どんなことで使われてるの??
今回の参加者の皆さんは、ドローンを触ったことない方がほとんど。
そこで小学生の子どもたちにもわかるように「ドローンとは何ぞや」というところからスタートしました!
世界でもっとも普及している中国の企業『DJI社』の製品から、初心者にオススメのトイドローン(200g以下で2万円以下のもの)まで、どんなドローンがあるのかをご紹介。加えて農業や測量でどのようにドローンが使われているのか、動画を使って説明しました!
ドローンは未来のものだと思っている人が多いですが、実はすでにいろんな産業で実用化されています。
興味がある方はぜひこちらの動画ご覧ください!
①農業で活用されているドローン
②測量の現場で活躍するドローン
ドローンを自由自在に操作せよ!!ドローンでお菓子釣りゲーム
何はともあれ操縦しないことには始まらないので、ここからは実際に、室内でも飛ばせるトイドローンを使用して、お菓子釣りのアクティビティを体験してもらいました。
使用したドローンはフランスのParrot社のMAMBOというトイドローン。¥15,000程度で、初心者にオススメのトイドローンです。
あくまで安価なトイドローンなので、皆さん操作に四苦八苦。。。
と思いきや、小学生の子どもたちでも2,3分程度ですぐに操作に慣れ、自在に操るように。社会人の皆さんも目を輝かせながらドローンを飛ばしている姿は、まるで少年時代に戻ったようでした。
ビジップが大事にしている『ドローン初体験が楽しい思い出になるように』という目的を無事達成することができました!!
最速は誰だ!!チーム対抗ドローンタイムアタックレース!!
ここからいよいよ本題の『プログラミングを使用したドローンのタイムアタックレース』です。
プログラミングを学べるTynkerというタブレット専用のアプリケーションを使用して、ドローンの動きを指示します。パズルを組み立てるように直感的に操作できるプログラミングアプリなので、大人も子どもも一緒になってチームを組み、最速でゴールを目指すプログラムを組んでもらいます。
↑まずはどのコースでゴールを目指すかのルート考案から。そのルートを元にプログラムを組みます。
何度かトライ&エラーを繰り返しながら、いよいよ本番。
トイドローンは少しの風でも影響を受けやすいので、なかなか思い通りに飛ばないこともありますが、無事ゴールまでたどり着いたチームには割れんばかりの拍手と喝采が起こりました。
午前・午後を通して最速記録を作ったのは、プログラミング教室の先生をされている近藤悟さん。無駄のないプログラムで全てのボーナスポイントを通過し、マイナス9秒という歴代最速記録。正直、講師をやっている僕でもこの記録は出せないです…(笑)
一方、途中で障害物に衝突してゴールできなかったチームの子どもたちは本気で悔しがり、「リベンジしたい!!」と、目を燃やしていました。「サンタさんにお願いしてドローン買ってもらう!!」と意気込んでいた小学2年生の女の子もいたので、サンタさんにはぜひ子どもに夢を与えるドローンをプレゼントしてあげてほしいな!サンタさんお願いします!!(笑)
最後に…
今回のドローンとのふれあいが、皆さんの『ドローンの初めての思い出』になったと思います。ニュースになるのはドローンの産業活用や危険性に関する話題ばかりですが、ドローンは老若男女誰もがワクワクしながら”楽しむことができるもの”としての可能性をたくさん秘めています。
ビジップはドローン産業の裾野を広げる活動を全国で展開していきますので、今後の動きにもご注目ください!