福岡市で学生向けの勉強会や、伊万里市波多津小学校での操作体験、伊万里市PORTO3316での勉強会＋同市すみやま棚田での空撮体験を経て、ついに第4弾を迎えたビジップ主催のドローンイベント。

今回は、鹿児島県の指宿市で開催！指宿在住でキャリアコンサルタントの池元正美さんにご協力いただきました。池元さんが代表を務める組織、D-Linxsは、キャリア・カウンセリング、能力開発、人材育成を通じて『人々が働くことを通じて幸せになれるよう寄り添う』ことを目指して、指宿を拠点に組織、企業、個人のキャリア開発支援に取り組んでいます。

↑会場となった『ふれあいプラザなのはな館』をドローンで空撮した写真。天候にも恵まれましたが、やはり指宿のように風光明媚な土地はドローン映えしますね〜

今回講師を務めたのは、「福岡の学生でドローンと言えば！」というイメージを徐々に自分のものにしつつある私、九州大学4年・ビジップ株式会社営業企画部マネージャーの有薗です。

鹿児島出身の私にとって、地元でドローンのイベントを開けるなんて幸せとしか言いようがない。。。
そのぶん緊張もありましたが、一体どんなイベントになったのか、こちらのレポートでお伝えします！

まずはドローンの基礎知識を！第1部ドローン勉強会

今回の参加者は、約25名ほど。小学生以下のお子さんもちらほら。
指宿市役所・市議会の方から、趣味でドローンを飛ばしている方、はるばる出水市からきた親子など、たくさんの方にご参加いただきました。

ドローンに関する規制や、そもそもドローンとはなんぞやという基礎知識は、一般の人にはほとんど浸透していません。そこで、ドローンに関わる9つの法令や、ドローンを活用することで見えてくる地方の可能性について、講演しました。

すると、

「無線の免許がいるらしいという話を聞いたが、どういうことなのか？」
「今度会社のイベントで使ってみたいんだけど気をつけることは？」
「建設業で測量以外に使い道はあると思うか？」

などなど、想像以上にたくさんの質問が！鹿児島の最南端までドローンの熱気が伝わっていることを実感しました。

子供から大人まで！トイドローン&本格派ドローン操作体験会

「習うより慣れろ」ということで、講演が終わってからすぐに操作体験に移っていただきました。
今回は小学校低学年の子が多かったため、トイドローンを使った、お菓子を景品にしたゲームをやってみましたが、子どもたちの操縦センスには正直かなり驚きました。

1~2分触れば、みんなある程度飛ばせるようになります。

「泣こかい、飛ぼかい、泣こよかひっ飛べ！*」精神は、ドローンの上達にかなり影響していますね〜。

ニコニコしながらドローンを操作している子どもたちを見て、ドローンのエンターテイメント性を再認識することができました。

一方こちらは、DJI（ディージェイアイ）社のPHANTOM4 PRO（ファントムフォー プロ）とMAVIC PRO（マビック プロ）の実機操作体験です。

高性能なドローンを実際に操作し、その能力の高さとできることの幅の広さに皆さん驚きを隠せない様子。そして自分たちが住んでいる街を初めて上空から見て、さらに感動されていました。

ドローンの魅力の一つに、「強制的に視座を高めてくれる」点があると私は思っています。町おこしや地方創生では、そもそも困難な問題がスタート地点であることからどうしても視野が狭くなってしまいますが、ドローンというツールがあることで、

「自分たちの街はこんなに魅力的に見えるんだ」
「ドローンがあればあれもこれも出来るんじゃないか」

というように、ポジティブな感情が自然と湧いてきます。

実際に操作してみると全く違う世界が見えてくることは、ドローンの大きな魅力だと感じています。

最後に

先日、佐賀県唐津市でもイベントを開催し、次は9月12日に大分県中津市でもドローンサミットが開催される予定です。すでに様々なプランが動いていますので、そちらの情報も随時更新していきます。

「ドローンの勉強会をうちの地域でも開いてほしい」

「勉強会以外でドローンを使ってほしい案件があるので相談してみたい」

などなど、ドローンに関するお話があればご連絡ください。

9月9日（土）12:00~14:00、佐賀県佐賀市マイクロソフトイノベーションセンター佐賀にて、ドローンイベントを開催します！

詳しくはこちら→「ドローンレースを通じてプログラミングを学ぼう！」