今週土曜日 平成29年12月16日、「地方創生会議 in福岡」がいよいよ開幕します!!
当日は、地域活性において全国で活躍する豪華ゲスト総勢13名が九州大学箱崎キャンパスに集結し、
「シェアリングエコノミー」「複業」「女性活躍」「ICT」といった、今話題の4つのキーワードをテーマに掲げ、地方創生の成功事例も交えてトークセッションを展開します。
「正解のない”地方創生”という大きな課題に対して、何か”手がかり”を見つけるきっかけを作れないだろうか」
「地方創生のムーブメントを、九州の地からも起こせないだろうか」
そんな想いでスタートした「地方創生会議in福岡」。
運営スタッフは、自分の想いや意気込みを実現させるため、数カ月に渡って準備を重ねてきました。
スタッフを務めるのは、私たち「ビジップ株式会社」と、「NPO法人学生ネットワークWAN」の学生メンバー約20名です。
これまで、福岡・佐賀を拠点に地域活性活動に取り組んできた私たちにとって、この「地方創生会議in福岡」は、今年の集大成とも言えます。
「学生だからという甘え」を捨てる一方で、「学生だからこそできること」に真剣に向き合いながら、この地方創生会議を形作っていきました。
今回は、そんなわたしたち運営スタッフが「地方創生会議in福岡」にかける想いをご紹介します。
なぜ、いま、地方創生会議なのか(ビジップ株式会社:平野賢正)
「放っておいたら地元がなくなる。」
それを聞いた時、2年前の僕は「なくなってもいいじゃん」と思っていた。
意識が変わったのは、佐賀県伊万里市の地方創生に携わってから。
1年以上、毎週のように現地入りし、さまざまなプロジェクトを進めてきた。
気付けば、地元の下関に帰省するより、伊万里に行っている回数の方がはるかに多く、第2の故郷と言えるまでになっていた。
継続的な活動の中で、現地の人たちの熱い想いを聞いた。
熱い想いのもと、さまざまなことにチャレンジしている姿も見てきた。
僕たち大学生にできることは、熱意と情熱を持って働きかけることだ。若さを武器に物事を推進していくことだと感じた。
そしてそこには、「ヨソモノ」「ワカモノ」に頼るだけでなく、しっかりとした「バカモノ」も必要であるとひしひしと感じた。
「バカモノ」にあたる人は、ビジネスに長けてる人のことを指すのではないかとも思う。
何かと何かの掛け合わせ、新規事業の開発・推進、客観的な視点での考察。
例えば、ドローンやシェアリングエコノミー、ビットコイン、FinTech、AIなどの技術的な話から、女性起業、女性活躍、複業、リモートワーク、サテライトオフィス、コワーキングスペースなどの働き方の話など、最新事例もくまなく理解している。
大学生のような「ワカモノ」がすべきことは、「ワカモノ」だけで物事を進めるのではなく、「ヨソモノ」や「バカモノ」といった人たちとの協力である。
しかも、本物の「ヨソモノ」「バカモノ」と一緒に。
そんな機運を作ろうと思って、今回の「地方創生会議 in福岡 」を開催する。僕個人の思いは、そこにある。
ビジネス視点でモノゴトを考えられる人、若者や女性目線でモノゴトを考えられる人、そんなゲストを13名お呼びした。
九州からムーブメントを起こせるような一大イベントにしようと本気で動いている。
特に大学生には、ぜひこのチャンスを逃すことなく、しっかりと掴んでほしい…
自分たちが見えていない部分にしっかりと目を向けてほしいと思っています。
「自分も地方をよりよくすることができる一員なのだ」と実感してほしい(NPO法人学生ネットワークWAN:田中沙織)
今、どんな職種、業種であっても「地域に貢献している仕事」と表すことができるほど「地方創生」という言葉は多面的になっていると思います。
市民を助けること、環境を守ること、インフラを整えること、場所を盛り上げること、外部から人を呼ぶこと、それは立派な地方創生の活動と言えます。
だからこそ、この「地方創生」って行政だけが取り組んだらいいというものではないと思うんです。民間、行政、そして私たち学生も地域に還元することができるメンバーです。
多くの人に「自分も地方をよりよくすることができる一員なのだ」と実感してほしい。その人達が自分の地方を見直すきっかけをつくりたい。
その場所が「地方創生会議 in 福岡」です。
今、たくさんの方に「来てください」とお願いをしています。
学生の中にはバイトなのでと断られることも多いですが、バイトのシフトを代わってもらってでも参加する価値あるんです!お願い!来て!と念押しする毎日です。
そのくらい新しい知見を教えてくださる豪華ゲストの皆様にお集まり頂きました。
2017年の集大成を(ビジップ株式会社:白井健一)
ビジップでは「若者・よそ者・ばか者」ということで、違った角度から地方の情報発信やイベントを開催してきました。
そして、その中で本当にたっくさんの人に出会い、お世話になりました。
自分が深く関わっている伊万里市(Imari,Japan)は、今では僕にとって第二の故郷です。
「インターネットが普及した今だからこそできるその地域に住んでいなくてもできること。
そんな時代であっても大切なリアルでの場作り、関係性。」
今回のイベントは今まで僕たちが活動してきたことの1つの集大成だと感じています。
メンバーはこの為に何度もミーティングを重ね、準備をしています。
絶対に後悔させない自信があるのでぜひ、12月16日(土)九州大学箱崎キャンパスへ来てください!
来れない方はCAMP FIREでの支援も受け付けているので、もしよろしければお願いします。
できないをできるに。可能から考える(ビジップ株式会社:三角聡)
地方創生と聞いてどう思うか?
正直僕は何も思わなかった。興味がなかったからだ。
ビジップに所属し、全くかかわりのない伊万里にいくようになり、伊万里の人と関わっていくようになり、
本気で伊万里のこと自分の「ふるさと」のことを考えて活動しているのを拝見し、一緒に活動していく中で
自分は地元のことをなにも知らないことに気づいた。
話を聞くと今の伊万里の方々との関係は「2年間皆がお互い同じ方向に本気で突き進んでいったからこそなんだよ」と。
「~がないからできない。~がいないからできない。」と不可能な理由を考えるのでなく
大学生がいないなら大学生を呼べばいい。
何をしたらいいかわからないなら、その分野で活動している人を呼んで聞けばいい。
大きなことをするならたくさんの人を巻き込んでいけばいい。
可能から考え、これまで活動してきた結果が今回の「地方創生会議in福岡」。
僕はこれまでの活動が地方・地元を考えるきっかけになった。
地元にあまり興味がない人もこのイベントがきっかけになればと思う。
勝手に第二の故郷だと思っている和歌山で開催された地方創生会議を、福岡でやりたい!(NPO法人学生ネットワークWAN:浅田悠紀寛)
今年の6月に和歌山県高野山で開催された「地方創生会議 in 高野山」。
和歌山といえば、僕にとっては第二の故郷的な場所です。
ゲストハウスにどっぷり浸かってみたい!という考えから、「地方創生会議 in 高野山」に登壇された方に会いに行ってみたり、また和歌山のゲストハウスで1ヶ月働かせてもらったり。
和歌山の人たちにはお世話になってばっかりでした。
その後WANのメンバーとして活動を始めた僕は、「地方創生会議 in 高野山」というイベントが開催される予定であることを知り、WANでやっている地方創生活動と何かシナジーが生めるのではないかと考えて、「行きたいです!」と相談して、行ってきました。
そこで出会った人達は、自分たちの地方を盛り上げたい!という熱気にあふれた人たちで、ここにいる人たちが地方を、日本を変えていく人たちになるんだなって感じました。
そんな人が集まる「地方創生会議」を福岡でもやりたい。
福岡でも地方創生のムーブメントを起こしていきたい。
そう考えて、今回「地方創生会議 in 福岡」を開催することになりました。
そして、(自分たちで企画した)このイベントにはその想いに共感して下さった、「複業」「シェアエコ」「ICT」「女性活躍」のスペシャリストの方々に登壇していただくことになり、個人的にわくわくしてます。
このイベントをやることで、地方創生のさらなる動きに繋がるとともに、僕がお世話になりまくっている和歌山の方々にも感謝の気持ちがとどけばいいな…と思ってがんばります!
最後に
「地方創生会議in福岡」の成功を目指し、動いているのは今回ご紹介した学生スタッフだけではありません。
当日ご登壇いただく13名のゲストの皆さまや、後援・協力・協賛企業の皆さま、クラウドファンディングのパトロンの皆さま。
地方創生会議に賛同し、ご支援くださっている方の数は数百人に上ります。
「地方に貢献したい」「自分の活躍フィールドを広げたい」と思っている方、「地方創生会議in福岡」にはその手がかりと仲間を見つける場があります。
12月16日、ぜひご参加ください。
イベント概要
▼日時:2017年12月16日(土)10:30~16:30
▼場所:九州大学箱崎キャンパス文科系講義室
▼参加費:学生3000円、社会人5000円
共催:ビジップ株式会社
協力:地方創生会議運営事務局、九州シェアリングエコノミー推進協会、九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)、福岡地域戦略推進協議会(Fukuoka D.C.)、天草IoTイニシアティブ、一般社団法人シェアリングエコノミー協会
協賛:株式会社三好不動産、ナレッジネットワーク株式会社、一般社団法人日本中小企業情報化支援協議会、一般財団法人ネットショップ能力認定機構、株式会社skyer
後援:RKB毎日放送、福岡市、明星和楽
▼タイムテーブル
10:30~11:00(30分) はじめの挨拶&開催趣旨説明
11:00〜12:00(60分) セッション1 「シェアエコで創造する地方発次世代事業」
12:10~13:10(60分) セッション2 「パラレルワークでふるさと貢献する働き方」
13:20~14:20(60分) セッション3 「女性が活躍する地域社会」
14:30~15:30(60分) セッション4 「ICTを活用した地方創生事例のご紹介」
15:30~16:00 ライトニングトーク・交流など
16:00~16:15 終わりの挨拶
▼ゲスト紹介
セッション1「シェアリングエコノミー×地方創生」
大津山訓男 アットマークベンチャー 代表
真鍋貴臣 無双地図株式会社 代表
大堂良太 九大生向け学生寮、熱風寮「糸(ito)」運営者
セッション2「複業×地方創生」
石丸修平 福岡地域戦略推進協議会(FDC) 事務局長
中村龍太 サイボウズ株式会社
北尾洋二 下関市唐戸商店街の創業支援カフェ「KARASTA.」代表
セッション3「女性活躍×地方創生」
松田美幸 福津市副市長
石山アンジュ 一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局 渉外部長
中村路子 合同会社visionAreal 共同代表
セッション4「ICT×地方創生」
森本登志男 総務省委嘱 テレワーク マネージャー
野間英樹 天草IoTイニシアティブ 発起人
石川麻衣子 Kids Code Club 代表
▼当日の参加が難しい方へ
「地方創生会議in福岡」は、CAMP FIREでのご支援も募集しております。
開催レポートや、トークセッションの動画など、「地方創生会議in福岡」の内容をお楽しみいただけるリターンを様々にご用意しています。