女子大生トークVOL2「こんな学生生活もアリなのでは?」

ゆいか
こんにちは。ビジップ広報部 兼 女子大生の ゆいかです。

大学1.2年生の皆さん、
大学にすっかり慣れてきたはものの、「私の学生生活、今のままでいいのかな…?」と悩んではいませんか?

大学3年生の皆さん、
就職活動を意識し始めて、「どうしよう?何から始めよう?」と不安になっていませんか?

大学4年生の皆さん、
せっかく企業に内定をもらっても、社会に出ることに対してブルーになっていませんか?

…と、いきなり色々と焦らすようなことを言ってしまってすみません…

しかし!
上にあげたような悩みを抱えている学生は多いはず。
私自身も、近頃までは悩める学生でした。


さて、今回私がお伝えしたいのは、

「社会に出る前に、こんな学生生活を送っておくのも良いのでは…?」というお話です。

前回お届けした記事で、”いま人気急上昇中のドローン”について色々と教えてくださった女子大生、ゆかちぃさんとさおりんさん。

実はこのお二方、ドローン女子とはまた”別の顔”があるんです。

写真左手のゆかちぃさんは、フリー素材モデルとして活躍されています。


サイトのアイキャッチやバナー広告で一度は見たことがあるのでは?

そして、写真右手のさおりんさんは「NPO法人学生ネットワークWAN(ワン)」の代表として、地方創生をテーマに、福岡を拠点に活動されています。

 

お二方に共通しているのは、

「学生でありながら社会で働く」

という、普通とはちょっと違う大学生活を送っている大学生だということです。

今回、彼女たちの大学生活の過ごし方や、働くことに対する考え方についてお話を伺ってきましたので、その内容をご紹介します。

ゆいか
私も彼女たちと同じ大学四年生で、ビジップ株式会社という学生企業で働いている身なので、今回の対談のMCをしながら、私自身の考えもちょっとお話しさせて頂きました。

『両立』は自分の工夫次第。

(ゆいか)お二人は、どのように学業と仕事を両立されていますか?

(さおりん)ゆかちぃさん、Twitterで拝見しましたが、めっちゃ両立されていますよね?(笑)

(ゆかちぃ)そうなんです。この前は大学の成績でGPA4.0を取りました!オールSです!(笑)

(さおりんゆいか)おお~~!!(拍手)

(ゆかちぃ)私は結構完璧主義なところがあって、すべてにおいて完璧を目指したくなるんです。どんなに仕事が忙しくても、授業は休みません。撮影の仕事が授業時間にかぶれば、スケジュール変更をしてもらうなどして、基本的に学業を優先して活動しています。

(さおりん)私は、今も両立の訓練をしているところです。NPOの仕事と学業、どちらも手を抜かずにやっていますが、もっともっと上手く両立できると思っています。仕事が急に入ってくることや、他のメンバーの業務をカバーしなければならないということがあるのですが、そんな時でも大学の勉強や研究に時間を割けなくなることがないよう、時間管理能力を上げる努力をしています。

(ゆいか)アルバイトとは違って、労働時間がはっきり定められていない場合、時間の自己管理はかなり重要ですよね。私も、よく周りから「大変じゃない?」と言われますが、意外と人間って、意識すれば隙間時間をいくらでも見つけられるんですよね(笑)
私は、電車の通学時間が片道2時間(笑)もあるので、その間を大学の勉強の時間にしてきました。

(さおりん)意外と工夫次第でどうにでもなる(笑)

(ゆかちぃ)それは思います。中学・高校の時だって、部活と勉強を両立していました。ただ昔は、いっぱいいっぱいになって泣くこともあったんですけどね。学校の試験前に(笑)
中学生の時はまだ弱かったので、そんなことで泣いていましたが、両立を習慣づけてきたのでもう慣れましたね。

(さおりん)何か1つのことをやる代わりに、他のことを諦めるってもったいないと思います。私は、NPOも勉強もバイトも、全部納得いくまで続けたい!と思いながら学生生活を過ごしてきました。どれも諦める必要はなくて、「全て上手く続けていくためにはどうすれば良いのか?」を考えるように、いつも自分に言い聞かせてきました。

アルバイトでは学べないこと。

(ゆいか)今の活動で、「これは、アルバイトでは学べなかっただろう」と思うことはありますか?

(ゆかちぃ)多くのことを学んできましたが、学生としては少し珍しいものを挙げると、「確定申告の仕方」ですかね(笑)

(ゆいか)確定申告…いきなりすごい言葉が出てきましたね(笑)普通学生なら、会話にすら出てこないのでは…?

(ゆかちぃ)源泉徴収などの社会の仕組みを知る機会は、アルバイトにはなかなかないですよね。モデルの場合、基本的に出演料としてお給料を頂くのですが、そこから源泉徴収税を10.21%引かれるんです。アルバイトでは控除されない税金なので、この仕事をしていたからこそ学べたことだと思います。請求書やお金の管理はすべて自分でやっているんですよ!(笑)

(さおりん)そんな大学生なかなかいないですよ!(笑)
私は、NPOで働いてきて「仕事と時間」に対する意識が変わったと思います。アルバイトの場合は時給制なので、「働いた時間」がそのまま成果としてお金に変わりますよね。
私自身アルバイト経験があるので分かるのですが、長く働いた分だけお給料をもらえるので、「今日の自分頑張った~~」と費やした時間に満足しちゃうんですよね(笑)

(ゆかちぃ・ゆいか)うんうん、確かに。

(さおりん)ただ、NPOや会社の一員として働く場合はそういうわけにもいかなくて、時間をかけたからといって、成果を出せないと意味がありませんよね。それを理解して以来、「短時間でより成果を生み出すためにどうするか」を考えるようにしています。

(ゆいか)私も同じです。ビジップで「働く経験」を積み始めてから、いかに時間をかけずに仕事をこなすかに頭を使うようになりました。

「就職」という道。

(ゆいか)お二人とも、就職する道を選ばれたのはなぜですか。

(ゆかちぃ)「会社員」という経験は、自分の人生に必要だと思ったからです。今のフリーモデルという仕事は”個人”活動なので、所属している会社では、個人事業主としてのノウハウを色々と教えて頂きました。ただその一方で、お世話になった社会人の方々に、「絶対、会社員の経験はしておくべきだ」とも勧められてきたんです。
それに、フリーモデルの活動をする中でお会いした会社員の方々の「社会人としての基礎力」のようなものに憧れを持っていました。

(ゆいか)個人事業主の経験が先に来るってなかなかないですよね!(笑)
さおりんさんも就職活動を終えたばかりでしたよね?

(さおりん)はい。私は「自分の可能性は仕事で広がる」と思って就職の道を選びました。以前は、働くことに対してすごくネガティブなイメージを持っていたんです。「働くってきつそう」とか「休みがないのは嫌」とか(笑)
でもNPOの活動をしながら気づいたんですが、仕事ってものすごく楽しいんですよね。
きついことはもちろんありますが、やっぱり楽しい。仕事を通して色々な方と触れ合いながら、色々な経験を積み、自分が成長していることを日々実感しています。
ただ、無理やり”新卒で”どこかの企業に就職する必要は全くないと思いますね。

(ゆかちぃ)そうですよね。「どこでもいいからとりあえず内定!」とはならない方が良いと思います。内定は絶対ゴールじゃないはず。

(さおりん)だから私は、就活が終わったことに満足するのではなく、ちゃんと社会に出る前の準備をしておきたいという思いがあって、今もNPOの活動に奮闘しています。

(ゆいか)私も、むしろ就職活動を終えた今だからこそ、一層ビジップの活動に力を入れ始めました。今の活動が、将来務めることになる業務と直結するとは限りませんが、少なくとも「社会人になる心構え」や「仕事への主体性」などのメンタル面はしっかり鍛えておきたいと思っています。

今の活動は就活に役立った?

(ゆいか)ぶっちゃけた話、今の活動は就活に有利だったと思いますか?
そこが一番気になる学生はやっぱり多いと思うんです。

(さおりん)就活だけのためにNPOに入ったわけではありませんが、役に立ったと思います。私は、日頃のNPOの活動から学んだことや感じたことを、ブログやSNSに書き留めているんです。そしたら、そのブログの内容を読んでくださった人事の方から、スカウトサイトを通してオファーを頂きました。

(ゆかちぃ)私の場合、有利だったと思う点は「インパクト」ですかね。「フリーモデルをやっている」という学生はとても珍しいので、面接官の記憶に残りやすかったと思います。
ただ、私はインターネットで名前を検索されると、自分に関する情報が大量に出てくるので、就活を始めた当初は「やっちまったなぁ」と思いました(笑)もう私の情報は一生インターネット上に残りますからね。でも実際は、他の人にはない経験をたくさんしてきたということが、ものすごく自分の強みになりました。

今の時代は、情報発信!!

(ゆいか)お二人とも、自分の情報を外部へ発信していたことが、結局自分へのメリットとして返ってきたようですね。

(ゆかちぃ)そうですね。だって、私たちってインターネットで何か発信する世代じゃないですか!(笑)
実は私がモデルになれたのも、「情報発信を極めすぎたらいつのまにか…」という感じなんです(笑)
元々はブログから始めたのですが、学業と同じように完璧を目指していたら、自分の発信を身内だけで留めるのではなく、もっともっと多くの人に届けたいと思うようになったんです。

(ゆいか)ゆかちぃさん、Twitterのフォロワー数すごいですよね。フォロワーを増やすために何か意識してツイートされているんですか?

(ゆかちぃ)戦略なんてものはないですが、発信の量は大事だと思います。発信を止めたら誰も見てくれませんから。
それから、「トレンド」を意識したツイートは心がけています。たとえば最近は「#彼女とデートなうに使っていいよ」というハッシュタグがものすごく流行っていますよね!だから私も時機を逃さずに、今度やってみようと思います(笑)


対談の翌日、早速「#彼女とデートなうに使っていいよ」を投稿されたゆかちぃさん。
撮影者はさおりんさん。可愛いいい!!

(さおりん)情報発信というと、プライバシーを気にする人が多いですが、自己開示をした方が「自分に共感してくれる人や、自分と同じコンプレックスを持っている人」が応援してくれるようになりますよね。発信は「自分の味方」を増やす手段だと思います。

(ゆかちぃ)そうですね。自分のことを隠していたら、応援してくれる人も応援できないですからね。

最後に、全国の女子大生にメッセージを!

自分のやりたいことに素直に向き合うこと byゆかちぃ

(ゆかちぃ)実は私は、自分の将来をじっくり考えた結果フリーモデルになった、というわけではないんです。
単純にやりたいことを続けていたら、いつのまにか今の姿になることができていました。だから、やりたいことを素直にやってみるのが良いと思います。

(ゆいか)やりたいことが見つからない人は、どうしたらいいと思いますか?

(ゆかちぃ)やりたいことが見つからないという人は、どこかで諦めてしまっているのではないでしょうか。誰だって憧れているものはあるはずなのに、心のどこかで諦めているから、自分のやりたいことを”限られた範囲の中で”見つけようとしてしまうのだと思います。
モデルなんて「どうせ無理」と普通は思いますよね。私自身も、当初モデルになれるなんて思っていませんでした。とりあえず「フォロワー1万人いたらかっこいいな」ぐらいで、好きなことを始めたんです(笑)
それぐらい、率直に憧れているものに取り組んでみるのも良いと思います!

自分についてじっくり考える時間を作る byさおりん

(さおりん)大学1~3年生のうちに、じっくりと自分について考える時間を作ると良いと思います。私は、大学生になって一人暮らしを始めてから、自分について考える時間が増えました。元々、将来は心理カウンセラーになりたくて、心理学科に入ったんですが、よくよく考えたら、学問としてはすごく興味があるけど、別に心理カウンセラーになりたいわけではないということに気づいたんです(笑)
結局今は、NPOに所属して地方創生に取り組んでいるし、1年の頃は想像もしていなかったIT業界への就職が決まりました。
自分の将来について考え抜くことは、絶対自分のためになると思います。

(ゆいか)よく「就活は自己分析から!」と言われますが、就活に関わらず日頃から考えておくと良いですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
サークルやアルバイトとはちょっと違う、一風変わった学生生活を送られているゆかちぃさんとさおりんさん。

今回の対談が皆さんにとって、自分の将来を考えるための参考になれば幸いです。

将来の選択肢は、多いに越したことはありませんからね。

ゆかちぃさん、さおりんさん、対談へのご協力ありがとうございました!

 


 

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