学生が学ぶべき「仕事の進め方」とは? 第2回ビジネス研修【前編!!】

本記事では2016年11月27日に開催された
ビジネス研修第2回の様子を前編と後編に分けてお届けします。
第一回ビジネス研修についてはこちらをチェック!

第1回ビジネス研修レポート

2016.12.17

 

第2回のビジネス研修のテーマは「仕事の進め方」「プレゼン講座」

前編では「仕事の進め方」に関して。第1回研修に引き続き、株式会社若水代表取締役池田治彦氏を講師にお招きして開催した本研修。質の高い「行動」と「成果」を生む秘訣についてお伝えします!!

▼目次

【質の高い「行動」と「成果」を生む4つの要素】

1.  結論から述べよ!!

2.  具体性を持つことの大切さ

3.  スピードが命!!

4.  ミーティングには「ポイント」がある!!

 

質の高い「行動」と「成果」を生む4つの要素

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長期インターンシップが始まって約2ヶ月。企業で働くことが段々とわかり始めた学生の最近の悩み、それは「仕事の正しい進め方がわからない」ということ。そんなインターン生が気になる ”質の高い「行動」と「成果」を生む4つの要素” とは?

 

①結論から述べよ!!

”学生と話していると「なんか色々言ってるけど、結局何が言いたいのかわからない」ということが多い”という意見を社会人の方々から伺います。その最たるシーンが「ミスをした時」と「頼みごとをしてくる時」

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例えば「2点お願いがありまして、〇〇の確認と、〇〇の許可をいただきたいです。その理由は〜」というように常に結論ファーストを意識すること。忙しい社会人と短時間で正確なコミュニケーションを取るには、まず結論からという意識を持つことが大事だと池田氏は言います。

 

②具体性を持つことの大切さ

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話を具体化する重要性はみなさん認識しているでしょうが、具体化するとはどういうことか?? それは理由や根拠、5W1Hを述べることだと池田氏は仰っています。ビジネスパーソンは具体的な話を好む中、「理想や目標だけを長々語って、話がいつまでも着地しない」というのは学生によくあること。

しかしながら、どうしても具体化するのが苦手な学生も中にはいるはず。そこで池田氏は、論理のフレームワークとしてロジックツリーを使ってみることを例としてあげています。

ロジックツリーについて詳しく知りたい方はこちら!!
参考ページ:【3分でわかる】ロジックツリーの使いこなし方

 

思考の深掘りと網羅性を担保できるロジックツリー、「ロジカルな思考を身に付けたい!!」という学生は一度試してみてはいかがでしょうか?

 

③スピードが命!!

池田氏は第1回研修時にも納期意識の重要性を述べていましたが、今回池田氏が仰っていたのは「締め切りが長いほど仕事は無制限に伸びていく」ということ。例えば、本来は3時間で終わるような仕事でも、締め切りを1週間後にすると結局は1週間後まで仕事を遂行しない性質が人間にはあると言われています。

そこで重要になってくるのは「自分で適切な期日を決める能力」を身につけること。ただ早ければいいということではなく、上司にフィードバックをもらったり、同僚に意見を聞く期間を考慮しながら、どんな仕事でも、「提出する締め切り」だけでなく、「自分で作る締め切り」も大事だと池田氏は強調していました。

 

④ミーティングには「ポイント」がある!!

世界で最も会議が好きだと揶揄される日本人。。。

就業時間の半分は会議をしている企業があるとも言われていて、会議の生産性を上げることはインターンシップにおいても大変重要です。池田氏は「ミーティングのポイントを抑えることが大事」だと言います。今回は特に大事な5つのポイントをご紹介します。

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■時間を決める
ミーティング全体の時間だけでなく、各テーマごとでも時間を設定することが鍵です。
■なんのためにやるのか前提を共有
ボケーっとしている人がミーティングに混ざっている場合は、その多くが「前提を共有できていない」ことが原因です。
■議事録に残す
話がどれだけ盛り上がっていてもそれを記録に残していなければ、そのミーティングの価値はありません。ミーティングの後に「あれ?この前のミーティングで〇〇の話したような気がするんだけど…」という状況を作ってしまわないためにも、記録を残すことは重要です。
■雑談も大事
アイスブレイクがもたらす効果は思っているよりも大きいです。雑談も考慮したミーティングの構成を考えましょう
■常に何を決めるのかを考える
最も重要なポイントはここ!! 話がそれることが会議を長引かせる大きな要因です常に「今日って何を決めるミーティングだったっけ?」と意識することでより短時間で質の高いミーティングを行うことができます。

最後に…

「仕事の進め方」に関するビジネス書は多々ありますが、本ビジネス研修の最大の特徴は「実行が伴ったビジネス研修である」という点です。

実際に日頃から業務に取り組んでいるインターン生だからこそ、全ての要素を自分ごととして捉え、目を見張る吸収率で研修の内容を生かすことができます。これらを意識して残り4ヶ月のインターンシップに取り組む学生の成長がとても楽しみです。

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次回の記事は第2回ビジネス研修:後編。明日から使えるプレゼンスキルが詰まった講座でしたので、お楽しみに!!

(執筆者:ビジップ株式会社営業部 有薗)

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