女子大生ドローン部『JDx drone』代表が語る!「ドローンの魅力とは?」

女子大生ドローン部『JDx drone』本格始動!

「若い女性や子どもに、もっと気軽に楽しくドローンに触れる機会を提供したい!」

をコンセプトに、
2017年5月に活動を開始した女子大生ドローン部JDx drone(ジェイドローン)

プロの操縦士ではない”女子大生”の目線で、みんなが楽しく気軽にドローンに触れることができる場の創造を目指しています。
6月18日(日)には、福岡の糸島にてキックオフイベントが開催されます!!

現役女子大生の「ドローンパイロット」に聞いてみた!

「え、女子大生がドローン!?ドローンって女子大生が楽しめるものなの??」

と思われた方は多いのではないでしょうか。

ドローンと聞くと「男性が操縦するもの、ちょっと危険なもの」というイメージが湧いてきますよね。

実は、この記事を書いている私も、まだドローンに触れたことがありません!(笑)

そこで!

ドローンを愛し、ドローンの操縦をこなすキラキラ女子大生に、ドローンの魅力についてインタビューをしてみました!

こちらは、上記写真に映るドローンを操縦している後姿の女性、
JDx drone(ジェイドローン)代表の田中沙織さんです!

(好きなドローン:マビックプロ)

――普通の女子大生がドローンに触れる機会は滅多にないと思うのですが、田中さんがドローンを知ったきっかけは何ですか?
私が初めてドローンを知ったのは、「ドローンが首相官邸に墜落した」というニュースでした。
その時はもちろん、ドローンにあまり良い印象は持てませんでした。(笑)

でも、大学2年生のときに、日本マイクロソフト(株)の西脇資哲さんの講演に参加する機会があって、そこで初めてドローンの魅力に気づかされました。

講演のテーマは次世代技術でつくる伊万里のミライ 〜ドローンを活用した6次産業ビジネス創造〜というものだったんですが、話を聞くうちに、ドローンは無限の可能性を秘めているということが分かって、すごくワクワクしたんです。

もともとロボットのアニメや映画が好きだったということもあるのかもしれませんが、単純に「かっけぇ!!」って思ったんですよね。少年みたいですみません。(笑)

それに、講演の後にドローンの操縦体験をしてみたんですが、思っていたよりもずっと簡単で、すごく楽しかったんです!

 

――ドローンって少し難しそうなイメージがあります。思い通りに動いてくれなさそうで…(笑)
女子大生でも楽しめるものなのでしょうか?

ラジコンを操縦したことはないんですけど、ラジコンと似ているそうです。(笑)

女子大生が楽しめるかということですが、実物を実際に見たり、触れたりする機会があれば、絶対興味がわいちゃうと思いますよ!

スマホに食いつく私たちの世代なら、ドローンもすぐに使いこなして、自分なりの楽しみ方を編み出せるのではないでしょうか?


――なるほど。確かに、私たちの中高校時代に突如現れたスマホも、最初は難しそうに見えましたが、今や誰でも使いこなしていますよね。

(JDx drone活動風景)

女子大生がドローンを操縦する意義は?


――「女子大生ならでは」のドローンの使い方は?

ドローンでできることに「空撮」というものがあります。
女子大生が持つ「ワカモノや素人の感性」は、ドローンで撮影する映像や写真に新しい可能性を生みしてくれると思います。

女子大生の写真は盛れますからね!(笑)

それに、SNSの使い方もワカモノの方が得意なので、センスの良い発信が期待できると思います。

実際はドローンを使っているのは男性の方が圧倒的に多いので、「ドローン=男性が扱うもの」というイメージがつきがちですよね。

でも実際は、操縦士に性別も年齢も関係ないんですよね。足に障害をもっている方でも、高齢者や小さな子供であっても、ドローンは操縦可能なんです。

私は、「一部の男性のもの」という固定観念を払拭したいと思っています。

女子大生が使うことで、ドローン業界に華やかさも出ますよね。それも、若さのある女子大生ならではの強みだと思います。

ドローンを扱う職場が男性だけだと、少しむさくるしくないですか?(笑)


――そうかもしれません。(笑)
女子大生特有の「華やかさ」は、ドローンのイメージを大きく変えそうですね!

 

『JDx drone』の今後の展望は


――『JDx drone』が目指すものは?

子どもや女性でも気軽に楽しくドローンに触れる機会を増やすことです。
また、私たち『JDx drone』自身が被写体となって女性操縦士の姿を発信していくことで、ドローンのネガティブイメージの払拭をすることも目指しています。

それから、女子大生がドローン市場に加わることは、産業の成長にも寄与すると考えています。

今後ドローン産業がますます発展していくと言われる一方で、パイロットは不足していくという事態が予測されています。
最近様々な場所でドローンスクールが増え始めているのは、そういった背景があるからです。

約550人の一般人を対象にドローンの世間認知度を調べたアンケート調査によると、「ドローンを知っているけど、興味はない」人が半数以上、「ドローンを知っており、興味もあるが、購入には至らない」人が約30%だったそうです。

これらの層に属する人たちにもっと関心をもってもらうためには、ドローンがもっと生活に身近になる必要があります。
そのお手伝いを、私たち女子大生が”華やかに”実施していきたいですね。


――『JDx drone』の活動は、単なる「ドローン操縦体験」に終わらないというわけですね。

はい、ドローンは地方創生においても大きな可能性を持っていると思います。

「人口や建物の多い”都市部”じゃドローンは飛ばせない。」

これは、地方にとってはチャンスです。

様々な地方が、女性の活躍推進を謳っていますが、実際には、なかなか職がなく厳しい現実があります。

しかし、女性でも扱いやすいドローンなら、女性の活躍フィールドを広げることができます

ドローンを扱える女性が多い地方って、かっこいいと思うんです。
かよわい女性があの機体を操縦するんです。(笑) 相当カッコいい。(笑)

ドローンが当たり前になる時代はすぐそこなので、女性がドローンに触れることができるきっかけを作るべきだと思っています。『JDx drone』はその支援をしていきたいですね。

 

最後に

こんな美女子大生が、こんなにも熱くドローンの可能性を語る…!
ギャップがたまりません。(笑)

田中さんがおっしゃる通り、ドローンが私たち一般人の生活に一層身近になる日は、そう遠くないのかもしれません。
スマホのように、性別・年齢問わず、誰しもが当たり前にドローンを扱っている未来が目に浮かびます。

田中さんの話を聞いていると、『JDx drone』の活動にワクワクしてきました!
田中さんありがとうございました!!

【田中沙織(大学4年生)】
・NPO法人学生ネットワークWAN代表。佐賀県伊万里市を拠点に、地方創生活動に取り組む。
・2017年5月に始動した女子大生ドローン部『JDx drone』の代表に就任。
大学では心理学を学ぶ。

 



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