【第一回】誰でもできるアクセス解析入門！~Google Analyticsとは？~

みなさんこんにちは。
ビジップ株式会社　メディア部の吉田直輝です！

「考えるな、感じろ」

誰でも一回は聞いたことがあるこの名言。

とてもかっこいい言葉なのですが、ビジネスの世界では、「感じる」ばかりの意思決定は命取りになることも…？
では「考える」ためには何が必要なのか？

そこで出てくるのが、最近よく耳にする”データ”です。

そして、そのデータを集めた後、アクセス解析というものをしなくてはなりません。
ウェブサイトやECサイトを運営するとき、まず必須となるのがアクセス解析です。

ですが、「でもアクセス解析って難しそう…お金とかプログラミングスキルも必要なんじゃない？」と思う方もいらっしゃると思います。

そこで、お金もプログラミングスキルもいらずにアクセス解析を可能にしてくれるのがタイトルにもあるGoogle Analyticsなんです！

名前を聞いたことはあるけど詳しくはよく知らない、という人も多いのでは？と思われるGoogle Analytics。

今回の連載では、全3回の記事を通じて、そのGoogle Analyticsについて分かりやすくお伝えしていきます。

【第一回】Google Analyticsの概要

【第二回】Google Analytics導入方法

【第三回】Google Analytics用語解説

という流れでお伝えします！

第1回の本稿は、「そもそもGoogle Analyticsって？」「何のために導入するの？」という疑問にお答えします！

▼目次

１．Google Analyticsとは？

２．Google Analyticsを導入する必要性

３．Google Analyticsを導入するメリット

４．おわりに

1.Google Analyticsとは？

Google Analyticsは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールのことです。

アクセス解析とは、ウェブページ上の訪問者の行動などのデータを記録して、分析することをいいます。

Google Analyticsはメディアやコーポレートサイトだけでなく、ECサイトにも活用できる、非常に高度な解析も可能であることが特徴です。

また、利用率が高く、2015年12月時点で、上場企業の77.9%にあたる2806社がGoogle Analyticsを導入しているようです！

参考：「上場企業における『Google Analytics』の導入状況調査 2015年12月　78%の企業がGoogle Analyticsを導入済み」

2.Google Analyticsを導入する必要性

Google Analyticsを導入することで、以下のようなことが知れるようになります。

「どんな人が見てくれているのか」

「どのような経路でアクセスしてくれたのか」

「どのくらいの間ページを見てくれていたのか」

これらを確認することで、現在運用しているウェブサイトの強み・弱みがわかっていきます。

ということは、データ分析に基づく意思決定が可能となるということです。

さらに、得られた数値を元に、仮説検証→対策→仮説検証→対策→仮説検証→…と繰り返すことで事業成果につながっていきます。

つまり、データに基づいて思考・行動のサイクルをまわすことで成果を生み出すことができるということですね！

3.Google Analyticsのメリット

さて、Google Analyticsが分かったところで次はメリットを見ていきましょう！

Google Analyticsの具体的なメリットは主に以下の３つです。

①無料

　一番最初にも述べたのですが、Google Analyticsは高性能なアクセス解析ツールであるにもかかわらず、無料で利用することができます！これによって利用へのハードルも低くなるのではないでしょうか。

②訪問者の行動詳細がわかる

　Google Analyticsを導入することによって、自分のウェブサイトに、訪問者が「どのような経緯で来てくれたのか」「どのような動きをしていったのか」ということが分かるようになります。
　訪問者の細かな行動が分かるので、サイト改善にもつなげやすいですね！

③Googleの展開する他サービスとの連携ができる

　Googleは他にも様々なサービスを展開していますが、その中でもコンテンツ連動型広告配信サービスGoogle Adsense、検索連動型広告サービスであるGoogle Adwardsと連携することができます。
　これらのサービスと連携することで広告の訪問ユーザーについて、さらに詳しく知ることができます。

さらに、これらのサービスはウェブサイトにGoogle Analyticsを導入するのと同じく、簡単に登録・使用することが可能なのです！