FUKUOKA2020 #19「クラウドファンディングの可能性」【2019/02/07】

FUKUOKA2020（ふくおかにーまるにーまる）は、成長を続ける福岡（FUKUOKA）のスタジオに、各業界注目のキーパーソンなどをお招きして、次世代ビジネスの潮流、地方創生の事例などを紹介していく番組です。

大学生やベンチャー起業経験者がパーソナリティを務め、毎週木曜日の19:00~19:55に福岡県福岡市の天神からお送りしています。

2019年2月7日の第19回目の放送は「クラウドファンディング」について。”たかや”と、”りよ”をパーソナリティに、FAAVO博多代表の武耕太郎さんをゲストにお迎えしました。

今回は、ゲストの武さんと一緒に、FAAVO博多の学生アンバサダー福本将虎さんと木下泰晴さんも来てくれました。番組途中の告知コーナーでは、九州未来フェスティバル代表の木寺広奈さんに出演していただきました。

アーカイブは、YouTubeからも視聴できます。

ゲスト紹介

武耕太郎(たけこうたろう)さん
FAAVO 博多代表/ラシン株式会社
福岡県出身大学卒業後、リクルートの人材領域にて企業の人材採用支援を行う。その後アパレル企業、エネルギー企業を経て、FAAVO 博多を立ち上げる。FAAVO 博多はラシン株式会社のクラウドファンドィング事業部で、他にも広告、クリエイティブ、ブランディング等の事業を行う。
クラウドファンドィング事業部では福岡に特化したサービスで起業者の企画発案から公開、公開後の拡散までトータル的にサポートしている。最近ではFAAVO 博多学生アンバサダーチームを立ち上げ、各大学や専門学校に専任のアンバサダーを置き、学生のチャレンジをサポートしていく。
ちなみに、学生アンバサダーはまだまだ募集中。

FAAVO 博多学生アンバサダー福本さんと木下さん

まずは、武さんのルーツをお聞きすることができました。

「武さんは、学生時代はどのように過ごされてたんですか」（たかや）

「学生時代はアクティブに動くタイプでしたが、割とアウトローな部分もありました。バイトばかりの日々でした。｣（武さん）

大学3年生の時に、ベンチャー起業論の講義を聞いてから、ビジネス・事業の世界を知り興味が出たそう。その後、学内のビジネスプランコンテストに登壇するなどしてビジネスに関わるようになったそうです。武さんのインタビュー記事を見たパーソナリティからの質問には、下記のように答えてくれました。

「学祭の模擬店やクラブイベントを主催するのが好きだったなかで、印象的なことはありましたか？」（たかや）

「模擬店のなかでこのビジネスいいなと思ったのがありました。模擬店それぞれのTシャツの背中で会社の宣伝をして、広告費で無料にしました。｣（武さん）

「学生ならではのビジネスですね」（たかや）

当時はSNSが今ほど発達していない時代だったので良い宣伝効果になり、宣伝した会社の売上は上がったそうです。武さんは大学卒業後にリクルート株式会社に就職。しかし学生時代はサラリーマンはつまらなさそうと考えていたと言います。

｢自分のなかで、どのように変わったんですか？｣（たかや）

｢ある経営者に出会い、自分のことを肯定されたのがきっかけでビジネスに興味がでました。しかし、そのときは大学4年生の夏前で、なんとなく就活サイトを見たときにリクルートの広告をみて応募したのがきっかけです。｣（武さん）

最後に武さんからクラウドファンディングのコツを伺うことができました。

「語弊がないようにいうと、クラウドファンディングはお金が集まらないケースもやっぱ結構ありますよ。集めれるコツとしては、結局クラウドファンディングを始めたらお金が集まるって言うお金のなる木じゃなくてですね、やっぱりこう『自分自身が今まで、応援したいなって思われていたか』だと思うんですよね。あいつがやるんならなんかちょっと支援したいなって、思っている人に対してどうやって、今やっていることをうまく伝えるのかそれに尽きると思っているので。

なのでクラウドファンディングは誤解を恐れずに言うと90%ぐらいは自分の知り合いとか知り合いの知り合いが支援してくれるものですね。そこに対しやっぱきちんと説明して、自分の意思を相手に伝えるのが大事だと思います。」（武さん）

告知コーナーでは、九州未来フェスティバルの学生団体の代表を務めている木寺広奈さんが出演。九州未来フェスティバルは、半年に1回、九州の学生300人から500人を集めて人生のターニングポイントを作ろうというイベントです。第2回の九州未来フェスティバルの時からクラウドファンディングをしているとのこと。九州未来フェスティバルは、3月14日の13時から福岡市科学館で開催されます。